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百年前の博多っ子が描いた博多の町並み「自由画」展

百年前の博多っ子が描いた博多の町並み「自由画」展
このイベントは終了しました
2018年8月1日(水)~8月31日(金)

百年前、小学校では、それまでの手本通りに描く教え方をやめて、子ども達に自由に絵を描かせる「自由画」という当時世界最先端の絵画教育が始まりました。博多では、夢野久作が記者をしていた九州日報社が絵画コンクールをしたり、新聞の家庭欄に小学生の作品を新聞に載せたりして、その応援をしました。夢野久作は、新聞社に応募された作品を彼の審美眼で選び、200点あまりの作品を「こどもの絵画」とタイトルをつけてスクラップブックに大切に保存していました。
この夢野久作が感じたビビットな、百年前の博多っ子達の絵画作品を 現代の子ども達に、この夏休みの間にぜひ見て、感動していただきたいと思います。
この展覧会は、夢野久作の子孫の御厚意を得て、開催することになりました。
また会場の建物は、伝統的な博多の町家「高橋家住宅」で、登録有形文化財です。
子ども達の絵が描かれたと同じ百年前に建てられています。
このことは、二重に意義のあることと存じます。

URL:http://www.hakata8museum.com/info/2018.8.1%7E31x.html

会場高橋家住宅
〒812-0034 福岡県福岡市博多区下呉服町8-246
入場料/料金

無料

お問い合わせ

ハカタ・リバイバル・プラン

info@hakata8museum.com

TEL 070-5813-6263 / FAX 092-281-4008
特記事項☆夢野久作(本名:杉山泰道)大名町生まれで、博多にも住み、唐ノ原の広大な杉山農園で大正・昭和期に喜多流謡曲風のキレの良い文体で作家活動を続けた。九州帝国大学医学部精神科教室に題材を採った代表作「ドグラ・マグラ」は天下の奇書として名高い。
現在でも、数々の作品の映画化や、コミック・アニメの「文豪ストレイドッグ」のキャラクターになるなど、依然として人気は高い。

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