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福津ふるさと劇場

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2018年9月23日(日)

第一部 勝浦人形浄瑠璃保存会「鬼一法三略巻 五条橋の段」
第二部 福津民話劇団「いいね!又ぜー」

第一部 勝浦人形浄瑠璃保存会 「鬼一法眼三略巻 五条橋の段」
《あらすじ》
「義経記」の中から鬼一法眼のこと、弁慶の生い立ち、鞍馬山の天狗伝説などをもとにした五段続きの時代物で、作者は松田文耕堂、長谷川千四です。今回演じる五条橋の段はその五段目にあたります。
今出川の兵法家鬼一法眼から六韜三略を授かった牛若丸は、父義朝の追善供養のためと称して、夜な夜な五条橋に出て千人切りを志していますが、実は源氏の味方となる侍を探しているのです。
そのころ、比叡山の西塔にこもって時節をうかがう武蔵坊弁慶はこの噂を聞き、この曲者をこらしめようと五条橋に出かけていきました。橋のほとりの柳の木陰に高下駄を履き、女傘をさしている優しい人影が立っています。弁慶が通り過ぎようとすると、その人影は右に左に行く手をさえぎります。弁慶が得意の大薙刀を振り上げて打ってかかりますが、さんざんに翻弄されます。弁慶は遂にあきらめて曲者の名前を聞くと、その若者は源氏の嫡流牛若丸でした。弁慶はその場で家来となり、主従三世の契りを結んだのでした。

第二部 福津民話劇団 「いいね!又ぜー」
「福間の又ぜー」の民話劇は故米倉斉加年さんの演劇指導のもとに平成17年にカメリアホールで上演されました。今回は「又ぜーと閻魔大王の巻」などを加え、リニューアル版で上演します。今年は演技指導者も若くなり(坂口聡氏)また若い団員も加え元気のある舞台を皆さんにお届けします。
福間も又ぜーは「又べえ」とも言われ本名は又左衛門です。稼業は馬で荷物や人を運ぶ馬夫です。現存する又左衛門の墓碑には宗雲道中居士、元和九年(1624年)11月6日と刻してあります。
又ぜーの存命中は戦国時代から徳川時代初期に至る栄枯盛衰泡沫のような乱世でした。田畑を持たない貧乏人の又ぜーが知恵を働かせて煙に巻くのは、大名や庄屋、金持ち、閻魔大王です。
又ぜーの意表を衝く珍無類の奇行奇弁は茶目っ気があり、権威に対する庶民の無言の抵抗を代弁した、一種の義人的存在として生き続け、語り継がれています。

URL:http://camellia-st.com/hall/

会場福津市文化会館 カメリアホール
http://camellia-st.com/hall/
〒811-3304 福岡県福津市津屋崎1-7-2
入場料/料金

有料

500円(中学生以下無料)

お申込みプレイガイド:カメリアホール・宗像ユリックス
お問い合わせ

カメリアホール

TEL 0940-52-3321

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