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明治維新150年記念企画展 「明治維新と暮らしの変化」
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2018年8月16日(木)~10月9日(火)
【展示概要】
明治維新後、新政府は近代的な国民国家建設を目標に掲げるとともに、欧米の産業技術や社会制度などを取り入れながら文明開化を積極的に推進します。
また、近代化を推進する新政府の方針に呼応するように、福沢諭吉ら啓蒙思想家らによって、欧米文化や文明開化の必要性を説いた書籍が出版され、一般民衆のあいだで大流行することとなりました。
すなわち、明治維新後の暮らしの変化は、新政府によって実施される富国強兵や殖産興業など外的要因によるものだけでなく、文明開化の時代を率いた啓蒙思想家たちの著した書籍による一般民衆の精神的な変革という内的要因によるものであると考えます。
本展覧会では、明治維新後の新政府による人びとの暮らしを変化させた明治政府の政策に関する資料を紹介するだけでなく、明治初期に流行したさまざまな書籍を紹介することで、明治維新後の人びとの暮らしの変化を内外面の両要因から振り返ります。
【主な展示品】
「五榜の掲示」(館蔵品4点):明治新政府から庶民に向けての初めての指示
「西国内海名所一覧」(歌川貞秀)幕末維新期の関門海峡を描いた錦絵、
「兇賊暴動萩戰之圖」(月岡芳年):前原一誠による萩の乱を描いた錦絵、
『文明論之概略』福澤諭吉著 明治8年発行、『農業三事』津田仙著 明治7年発行、
『世界國盡』福澤諭吉著 明治2年発行、『東京新繁昌記』服部誠一著 明治7年発行
ほか約30点
会場 | 下関市烏山民俗資料館 http://www.karasuyama-museum.jp/ 〒759-6301 山口県下関市豊浦町川棚5180 gallery02 ※Googleマップの仕様により場所名が異なって表示される可能性があります |
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入場料/料金 |
無料 |
お問い合わせ |
烏山民俗資料館 TEL 083-774-3855 / FAX 083-774-3856 |
特記事項 | 電話番号とファックス番号は川棚の杜と共通番号となります。 |