FOURTEEN PLUS 14+ 第15回公演 「マンシュ―まで15分」
この冬、満を持してお届けする意欲作。
俳優の身体と声、そして劇場空間で構築してゆく、ノスタルジックな景色を感じに、ぜひ劇場に足をお運びください。
FOURTEEN PLUS 14+ 1年半ぶりの新作は、劇団の完全オリジナル作品。
脚本は、博多座コンドルズ公演「FRY AGAIN」の脚本を手掛けたことも記憶に新しい、ヨウ手嶋。
演出はおなじみ、FFAC創作コンペティション最優秀作品賞受賞の中嶋さと。
福岡を拠点に海外でも活躍中の画家、田中千智さんの絵画を舞台上に展示し、演劇とアートのコラボレーションに挑みます。
出演は、各々外部出演でも活躍中の、FOURTEEN PLUS 14+メンバーに加え、客演に、昨年の公演「双面の王」に引き続き、劇団 go to主宰の後藤香さん、モデルで俳優の山本由貴さん、そして、今回初めてご出演頂く、劇団ピロシキマンのベテラン俳優、中山ヨシロヲさん、福岡と東京を拠点に、舞台や映像等、幅広く活動する石橋征太郎さんをお迎えします。
さらに、FOURTEEN PLUS 14+では、演出に徹してきた中嶋さとが、本格的に俳優として出演、また、今年の新人・佐藤柚葉のお披露目公演ともなります。
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「失踪」から帰還したばかりの私には、この町の視線が耐えられなかった。
私にとって馴染みの薄いこの町=「実家」周辺を、夜な夜な徘徊するだけの日々を送っていた。
その昔、自給自足の生活を夢見た一家の庭の畑は雑草に覆われていた。
神社には芝居用のテントが張られ『新説もも太郎』と書いたノボリが掲げられていた。
家には、もう一人の徘徊者がいる。
認知症の進む90歳の祖父である。
いつものように自転車での徘徊から戻ってきた祖父に私は訊いた。
「どこに行ってきたの?」
「…マンシュー」
ある晩、祖父の自転車の後ろに乗せられた私は、夜道に続く広大な「マンシュー國」へと旅にでた。
会場 | ぽんプラザホール http://pomplazahall.jp/ 〒812-0038 福岡県福岡市博多区祇園町8-3 |
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入場料/料金 |
有料 一般前売2,500円 当日2,800円 |
お申込み | 【チケット取り扱い】 ローソンチケット 0570-084-008(Lコード81639) 0570-000-407(オペレーター予約) CoRichチケット! https://ticket.corich.jp/stage/admin/login.php?id=94882 |
お問い合わせ |
FOURTEEN PLUS TEL 092-517-6693 |