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日曜日 14:00 〜 16:00 (開場 13:30)

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2013年夏、惜しまれて逝去した、「現代アイルランドの詩神(橋本槇矩氏)」、Seamus Heaney(1939-2013)に、私の心にいつまでも響く言葉があります。 “We are dwellers, we are namers, we are lovers, we make homes and search for our histories.” (原文のまま)一見何気ない言葉のように聞こえますが、北アイルランドの片田舎で、カトリック教徒として育ち、いわゆる<動乱(the Troubles)>を耐え抜いたヒーニーにとっては、のっぴきならぬ、魂の底からの叫びに近い言葉であったと思います。今回は、この言葉を起点として、<住む(dwelling)>こと、<名付ける(naming)>こと、そして<家を創造すること(making homes)>(これが私のタイトルの“eco”=oikos+“poetics”=poiesisの原義)という3つのテーマを中核に置いて、それらのことを、ドイツの哲学者ハイデッガーの<存在論>をも援用しつつ、視野を広げてヨーロッパ近代の詩と絵画(特に風景画)の歴史のなかに探ってみたいと考えます。
内容 お話の大まかな見取り図として、①特にヒーニーが共感したイギリス・ロマン派の詩人ワーズワス(1770-1850)を起点として、オーストリアの詩人リルケ(1875-1926)を中間に置く形で、ヒーニーに至る「詩の流れ」を、②そのワーズワスと同時代に活躍した画家コンスタブル(1776-1837)を出発点として、これまたヒーニーが愛した、セザンヌ(1839-1906)に至る「風景画」の流れを追いかけてみます。そして、その①の「詩」と②の「絵画」が合流する作品群の本質を<存在の詩学>と命名し、その実態を探ります。その際に、同じく<住むこと>を探求した我が松尾芭蕉と、ヒーニーの交響についても少しだけお話し出来るかもしれません。
料金 一般 1,500円 日本ケルト協会 会員は無料
お申し込み 事前申し込み不要
当日、会場で直接受け付けます
お問い合わせ

日本ケルト協会事務局

TEL:092-574-2827
E-MAIL:keiko-y@celtic.or.jp

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