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山口県立美術館開館40周年記念 特別展 雪舟の仏画-初公開の《騎獅文殊・黄初平・張果老図》を中心に-
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2019年11月2日(土)~12月8日(日)
初公開!雪舟、若き日の大作。
山口を拠点に活躍した室町時代の水墨画家・雪舟(1420~1506?)は、その若き日において「拙宗」と名乗っていたことが知られています。この拙宗時代の作品は、十数点の現存が確認されていますが、その中でも初期の制作と考えられる作品の多くは、仏画あるいは人物画です。つまり、雪舟が画家として出発した時には、道釈人物画を得意としていたものと考えられるのです。このたび新たに見出された拙宗時代の作品《騎獅文殊・黄初平・張果老図》は、文殊菩薩図を中幅とし、黄初平と張果老という仙人図を脇幅とする三幅対形式の大作です。そしてこれもやはり、拙宗時代の中でも、とくに初期に属する作品と考えられるものです。この展覧会は、《騎獅文殊・黄初平・張果老図》を日本で初めて展示するとともに、拙宗時代の人物画と仏画を一堂に集め、比較することによって、雪舟の道釈人物画における画風形成について、あらためて考えようとするものです。
会場 | 山口県立美術館 http://www.yma-web.jp/ 〒753-0089 山口県山口市亀山町3-1 |
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入場料/料金 |
有料 一般500(400)円 |
お申込み | 館内総合案内 |
お問い合わせ |
山口県立美術館 TEL 083-925-7788 |