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ロイヤル・オペラ『ドン・ジョバンニ』 〜英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2019/20

ロイヤル・オペラ『ドン・ジョバンニ』 〜英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2019/20
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2020年1月3日(金)~1月9日(木)

<アーウィン・シュロットが歌うドン・ジョバンニが圧倒的な魅力で迫る>
ロイヤル・オペラ・ハウスの人気プロダクションがシネマシーズン オープニングに登場!

世界最高峰の名門歌劇場「英国ロイヤル・オペラ・ハウス」の人気公演12演目の舞台映像を映画館で順次上映。舞台裏でのインタビューや特別映像を追加し、映画館の大スクリーンと迫力の音響でライブ観劇しているような臨場感が味わえる。

2015年 英国ロイヤル・オペラ来日公演で話題になったカスパー・ホルテン演出のモーツァルト《ドン・ジョバンニ》。2014年に新制作されて以来、現地ロンドンでもすでに三度目の再演となる人気プロダクション。エス・デブリンによる美術は時代を特定せず、白く塗られた二階建ての建物が回転し、そこに様々なイメージや文字が投影される。まるでドン・ジョバンニの心の迷宮を目の当たりにしているかのような、夢と現の間をさまよう舞台がモーツァルトの音楽に呼応する。アニャ・ヴァン・クラフによる衣裳もため息がでるほど美しい。

今回のプロダクションの最大の魅力はアーウィン・シュロットの演ずるタイトルロール。ウルグアイ出身のバス・バリトン歌手シュロットは、オペラ界のトップ・スター、アンナ・ネトレプコの元夫としても知られるが、ドン・ジョバンニは彼の最大の当たり役。男の色気が溢れる歌唱と演技、そして艶のある美声にロンドンの聴衆が熱狂した。

他の出演者も充実している。イタリア人歌手ロベルト・タリアヴィーニが端正な歌と若々しい演技でレポレッロを演じている他、ドン・ジョバンニに翻弄される女性たちは、クリスタルな美声と抜群の歌唱技術を持つマリン・ビストロームがドンナ・アンナを、ミルト・パパタナシュが情熱的なドンナ・エルヴィーラを、ルイーズ・オールダーが溌剌としたゼルリーナを演じている。ドン・オッターヴィオはダニエル・ベーレ、騎士長はペトロス・マゴウラス、マゼットはレオン・コザヴィッチ。指揮のハルトムート・ヘンヒェンはモーツァルトの傑作を堂々としたテンポで描き出す。

〈あらすじ〉17世紀、スペイン。放蕩者の貴族ドン・ジョバンニは夜更けにドンナ・アンナの屋敷に忍び込み彼女をものにしようとするが抵抗され、駆けつけた父親、騎士長を殺してしまう。続いてドン・ジョバンニが道で出会った女を誘惑しようとするとそれは彼が結婚の契りを交わした後に捨てたドンナ・エルヴィーラであった。従者レポレッロはドンナ・エルヴィーラに、自分の主人がいかに女たらしかを話して聴かせる。懲りないドン・ジョバンニは村人たちの結婚式を見て、花嫁ゼルリーナを誘惑しようとする。だが彼にもついに破滅の時が近づいていた。

〈作曲〉ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト 〈演出〉カスパー・ホルテン 〈指揮〉ハルトムート・ヘンヒェン

〈出演〉ドン・ジョバンニ:アーウィン・シュロット、レポレッロ:ロベルト・タリアヴィーニ、ドンナ・アンナ:マリン・ビストローム
ドンナ・エルヴィーラ:ミルト・パパタナシュ、ゼルリーナ:ルイーズ・オールダー、ドン・オッターヴィオ:ダニエル・ベーレ
騎士長:ペトロス・マゴウラス、マゼット:レオン・コザヴィッチ

URL:http://tohotowa.co.jp/roh/movie/?n=don_giovanni

会場福岡中洲 大洋映画劇場
http://www.nakasu-taiyo.co.jp/
〒810-0801 福岡県福岡市博多区中洲4-6-18
入場料/料金

有料

詳細は劇場HPにて

お申込み詳細は公式HPにて
http://tohotowa.co.jp/roh/
お問い合わせ

中洲大洋映画劇場

TEL 092-291-4058
特記事項(C) ROH 2019 Photographed by Mark Douet

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