イベント

福岡 福岡市 / アート

【中止】花田和彦作陶展「半陶半磁の世界」

【中止】花田和彦作陶展「半陶半磁の世界」
このイベントは終了しました
2020年3月23日(月)~3月29日(日)

※この展示会は、新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から中止することとしました。開催を楽しみにしていただいておりました皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご了承いただきますようお願い申しあげます。


花窯代表の花田和彦さんは、佐賀県有田町と福岡県宮若市に工房を持ち、半陶半磁の作品作りを行う陶芸家。半陶半磁を初めて聞いた方も多いでしょう。山土と陶磁器土を配合して作り上げた、文字通り半分陶器、半分磁器の器です。
幼少の頃から焼物に興味があった花田さんは、「宮若の実家近くの小川にあった瑠璃色の土が、焼物に向いているのでは」と思い続けていました。有田焼の絵付けデザイナーやロクロの修業時代に自ら窯を作り、その土を使って焼物を制作したことが始まり。加えて、「有田焼のロクロは最初に形を作り、どんどん削り取って行くのですが、その際大量の粉が出ることから、再利用できないか」と編み出したのが、郷里の土と陶磁土のブレンドなのです。
花田さんによると、土の中の石や不純物を取り除くため「土は1年ほど寝かせ、焼物によって配合を変えます」。渋い色に焼く時は、鉄分を含む宮若の土を多めにするそう。さらに、宮若の土に、もみ殻を焼いて混ぜるとコシが出て滑らかになることも発見し、取り入れています。土が持つ心が和む温かさ、磁器が持つシャープさが特徴で、美しい柄や線、花や木が優しく描かれた器の数々です。
今回、壺や鉢、皿、陶人形の逸品物をはじめ、新作の焼物額、100年前の八女和紙に描いた彩画など約100点を展示・販売します。「オリジナル技法で制作した、魅力あふれる半陶半磁の器を見にきてください」と花田さん。まさに、新有田焼、創作有田焼と呼べる作品たちと言えます。ぜひ、ご来場ください。

[実演]
陶線彫り

URL:https://www.acros.or.jp/events/10489.html

会場アクロス福岡 匠ギャラリー
https://www.acros.or.jp
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-1-1
入場料/料金

無料

お問い合わせ

アクロス福岡 文化観光情報ひろば

TEL 092-725-9100

PAGE TOP