アルゼンチンタンゴ コンサート『SASEBO TANGO FIESTA』

2023年12月1日(金) 18:30開演(18:00開場/20:00終演予定)

佐世保市のアルカスSASEBOにて、アルゼンチンタンゴのコンサート『SASEBO TANGO FIESTA』が開催されます。

本公演では、演奏者として、2021年に開催された「アストル・ピアソラ国際音楽コンクール」でグランプリを受賞したトリオバンド「タンゴ三姉妹+」に加え、九州各地を拠点に活躍するコントラバス奏者・小野としたかさんが出演。アジアチャンピオンであり九州各地で活躍中のOu(窪田央)さんと佐世保出身のSakurako(桜子)さんのダンスとともにお楽しみいただきます。

アルゼンチンタンゴだけでなく、歌謡曲やクラシックなども織り交ぜたユニークで親しみやすい公演は、九州各地で高い評価を獲得。近年では「九州市民大学」における、昼夜のべ約 2000 人の観客を集めての公演も話題となりました。

本公演は、主催者でもあるダンサー Sakurakoさんの「地元佐世保にアルゼンチンタンゴを通じて何か恩返しがしたい」という想いから実現。「世界無形文化遺産であるアルゼンチンタンゴは土着的でありつつ、どこか高尚でもある、まるで民藝品のような踊りだなと思います。日本ではなかなか見る機会のないタンゴの世界を、ぜひ地元の皆さんに聴いて、見て、体感してもらいたい。そして佐世保市民の皆さまの活気ある生活の肥やしになれたらと思います」とSakurakoさんは語っています。

出演者の一人である「タンゴ三姉妹+」のバンドネオン奏者・川波幸恵さんは、佐世保の姉妹都市であるアルバカーキからタンゴ楽団が来日した際、共演した来歴も。

実力派のアーティストとダンサーによる、熱く、激しく、美しい音色と踊りが佐世保の夜に響き渡る特別なひととき。2023年を締めくくる、鮮烈な思い出になること間違いなしです。

■出演者プロフィール■

○タンゴ三姉妹+
2020年夏に生まれた女性演奏家トリオ。アルゼンチンタンゴになくてはならない楽器「バンドネオン」を奏でる次女Yukie(川波幸恵)を中心として、長女Naomi(岡直美)、三女Sakura(松本さくら)の福岡市在住の演奏家3名で結成。タンゴ以外にもクラシック、昭和歌謡など幅広いジャンルで音楽の魅力と心地良さを伝えている。「+(プラス)」には、三人で完結するのではなく共演者や観客と一緒に幸せなひとときを作っていく広がり、そして喜びを未来に紡いでいきたいという願いが込められている。九州市民大学では野村萬斎氏らと肩を並べ、講座人として2000人の講演を務めあげたほか、美術館イベントなどを通して、地域の幅広い層に音楽の魅力を知る機会を提供できるよう積極的な文化活動を展開している。

○小野としたか
福岡市出身。幼少よりピアノ、13歳よりコントラバスをはじめる。福岡第一高等学校音楽科卒業。2013年東京芸術大学コントラバス科卒業。コントラバスを吉浦勝喜、永島義男、西山真ニ各氏に師事。2012年東京四季劇場[秋]にて「ウェスト・サイド・ストーリー」にベーシストとして参加。2013年帰郷。現在、クラシックからジャズまで多方面に活動中。また中学校吹奏楽部の指導にも力を入れている。和光音楽アカデミー講師。タンゴ三姉妹+とは2021年から共演を重ね「末っ子の長男」として持ち前の愛されキャラを発揮し、ステージを盛り上げている。

○Ou&Sakurako
バレエやジャイロトニックインストラクターのバックグラウンドを持ち、2010年アルゼンチンタンゴアジア大会チャンピオンであるOu(窪田央)と、器械体操でインターハイ、国民体育大会など受賞歴多数、パリ留学中にタンゴを修得したSakurako(桜子)。2017年福岡市民会館で世界的タンゴアンサンブルのアストロリコ四重奏と共演。PRIMAVERA TANGO WEEKENDなど福岡の主要なタンゴシーンで踊るだけでなく、北九州・長崎・大分など九州各地でダンサー、講師として活動中

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