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栗原光峯華甲記念書作展-胎動-

栗原光峯華甲記念書作展-胎動-
栗原光峯華甲記念書作展-胎動-
栗原光峯華甲記念書作展-胎動-
栗原光峯華甲記念書作展-胎動-
2024年9月18日(水)~9月22日(日)

北九州市戸畑区の北九州市立美術館 アネックス市民ギャラリーにて、北九州市在住の創作書家・栗原光峯(こうほう)さんによる展覧会『栗原光峯華甲記念書作展-胎動-』が開催されます。

本展覧会は、今年9月に華甲(還暦)を迎える栗原さんが、人生そのものを振り返り、次への起点とすべく企画されたもので、「回想」「瞑想」「胎動」の3つのテーマに沿った空間構成と作品展示が行われます。その中でも4m×7mの大スクリーンに投影される、参加者没入型の映像作品「胎動」は今回の大きな見どころです。

開催にあたって栗原さんは、「構想から五年目の秋となります。時が熟し、書の可能性を全てお見せする、体験型書作展です。敷居が高い、よくわからないと言われる書道展。老若男女、書に興味のある方も無い方も、楽しんでいただける展示をお約束します。一人でも多くの方に観に来ていただき、お一人お一人が、母体に居た十月十日の愛された記憶を甦らせ、“命の尊さ” を感じていただけたら幸いです」とメッセージを寄せています。

ぜひ会場にて、作品と一体となって得られる、あなただけの感動と共感を味わってください。

■展示構成・内容■

○第I Zone 「回想」
彼女を支え続けた人たちとの思い出のシーンを切り取った作品15点と国内外のパフォーマンスで着用した着物15点を展示。

○第ⅡZone 「瞑想」
50歳で立てた彼女の内なる「炎」は独自の技法で創作書の世界観を確立していくサマを軸装で20点展示。「祈り」を込めた「瞑想の場」を用意する。

○第ⅢZone 「胎動」
母となることを決意し宿し感じる「胎動」。互いの命の存在を意識する瞬間は今も鮮明にフォルムに文字に投影される。大スクリーンに没入させる試みは観る人の胎内記憶を呼び覚まし六感をも刺激する。スクリーン映像は4×7メートルで没入。参加者と一緒に写真に収める試み。
赤いビーズクッションに埋もれながら観ていただく映像は、4分半。沖縄久高島の映像から北九州市立美術館真裏の美術の森でのパフォーマンス撮影までを編集し、「胎動」を表現した作品。

コンセプトデザイン:近清武
撮影・編集:住田真求
揮毫・出演:栗原光峯

■プロフィール■
栗原光峯/Koho KURIHARA
創作書家・書道パフォーマー
サロン・ドトーヌ会員

<略歴>
1964年 福岡県北九州市生まれ
2004年〜 大筆をリュックに背負い欧米Asiaを歴訪。書道パフォーマンスや個展・講演活動で現地の人たちと積極的に交流を続けて来た。
今年9月に華甲[還暦]を迎え、愛する地元で、書の持つ可能性を伝え繋いでいきたいと情熱を注いでいる。

<これまでの歩み>
栗原光峯は筆を持ち続けて半世紀近くなる。
左利きだった彼女は2歳で右手に画筆を持ち替え画家の叔父の影響で絵を描き続けた。
7歳で書筆に持ち替えお習字をハタチ迄、それから漢字の師に就いて書道を学び40歳で初個展を地元で開催。恥ずかしさのあまり身の置き所が無かった。
41歳の時、フランス最南の田舎町で初揮毫の機会を得たが、トラブルで大筆を紛失!!やむ無く機転を効かせてトイレのモップで人生初の書道パフォーマンスを成功させた。
「ねばならない など ない」
とわかった瞬間だった。
翌日、トゥールーズの現代美術館フロアにて部屋全てがピンク色に統一された草間弥生さんのインスタレーションに出会い衝撃を受け、今も記憶に残る。
子育てがひと段落し、50歳で一念発起。世界から書を逆輸入することを決心し、独自の表現方法を模索し、発表し続けた。
欧米歴訪20年間で9ヶ国、個展・講演・パフォーマンスは25回。国内を含めると50回を超える。今年フランスのフォービズムを提唱する美術展、サロン・ドトーヌの正式会員に認められ、作風は現在も変化続けている。

URL:http://koho-k.jp/

会場北九州市立美術館 アネックス市民ギャラリー
https://kmma.jp/category/annex/
〒804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-1

西鉄バス「北九州市立美術館」下車すぐ

※Googleマップの仕様により場所名が異なって表示される可能性があります

入場料/料金

無料

お問い合わせ

和樂書院

TEL 090-9659-7799

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