笹久保伸レクチャーライブ 記録者の芸術/秩父前衛派の実践

2025年12月18日(木) 19:30～21:30 ※30分前開場

12月後半に九州ツアーを行う秩父の音楽家・笹久保伸氏を 3年ぶりに福岡のart space tetraにお迎えします! 笹久保氏は、アンデスの農村地域で音楽の採集と研究を行ったのち、秩父を拠点にアートコレクティヴ「秩父前衛派」を立ち上げ、地域の信仰や民謡、歴史などの調査、そして武甲山の環境問題に向き合いながら、多領域にわたる活動を展開してきました。 第一部は、音楽家であり記録者でもある氏による、武甲山をめぐる芸術実践についての、音楽演奏を交えたレクチャーライブです。今年東京藝術大学や多摩美術大学で行った特別講義をベースに、記録写真・映像・音源などの資料とともに、お話しいただきます。 第二部では、詩人でグラフィックデザイナーの尾中俊介氏と笹久保伸氏の対談トーク。(モデレーターは三声舎代表・三好剛平氏)

■第1部(19:30～20:40)
演奏を交えたレクチャー
・音楽家であり記録者でもある笹久保氏による、武甲山をめぐる芸術実践についての、音楽演奏を交えたレクチャーライブ

■第2部(20:50～21:30)
対談トーク
・詩人でグラフィックデザイナーの尾中俊介氏と笹久保伸氏の対談トーク(モデレーターは三声舎代表・三好剛平氏)

◇出演
・笹久保伸(音楽家・記録者)
・尾中俊介(詩人・グラフィックデザイナー)
・三好剛平(三声舎)

◇プロフィール
■レクチャー / 演奏
笹久保伸(音楽家・記録者)
クラシックギターを学び、現代音楽とアンデス音楽の演奏で南米・欧州各地に出演。2004〜08年にペルー農村で音楽調査を行い、伝説的な音楽家から伝統のギター音楽を学ぶ。帰国後は自らのアイデンティティと向き合い「秩父前衛派」として民俗調査や武甲山の環境テーマに取り組み、音楽・映像・写真作品を国内外の芸術祭で発表。東京藝術大学、多摩美術大学、早稲田大学、立教大学、立命館大学ほかで特別講義を行い、多数の現代作曲家の作品を世界初演。これまでに44枚のアルバム作品をリリース。

■対談ゲスト
尾中俊介(詩人・グラフィックデザイナー)
主に芸術関連の印刷物を手がける。最近の仕事に『プラカードのために|For a Placard』(国立国際美術館)、『TCAA 2024-2026受賞記念展「湿地」梅田哲也・呉夏枝』(東京都現代美術館)など。AHA!編『はな子のいる風景』(武蔵野市立吉祥寺美術館)で第52回造本装幀コンクール東京都知事賞。自身の詩集『CUL-DE-SAC』で第15回中原中也賞最終候補。

■モデレーター
三好剛平(三声舎)
株式会社三声舎代表。プロデューサー。

福岡を拠点として、映画・文化芸術にかかわるプロジェクトを中心に企画、制作、執筆等を行う。アジア映画の上映&交流イベント「Asian Film Joint」主宰。LOVEFMラジオ「OUR CULTURE, OUR VIEW」制作・出演ほか。

企画
山内光枝(アーティスト)

URL：http://www.as-tetra.info/archives/2025/251218203852.html