はるがいなくなった春 - The Spring Haru Was Gone -
韓国を拠点に活動する5名のアーティストによるグループ展を開催いたします。
会場では、それぞれの幼年期・家族関係・都市文化そして自己省察を主題にした絵画や立体など作品約30点を展示致します。
- 序詩 -
《はるがいなくなった春》(The Spring Haru Was Gone)は、記憶が沈殿した陽だまりの中で、誰かが失くした肖像を掬い上げる。浮かび上がる顔ごとに流れる来歴を、人々はついに思い出してしまう。展覧会のタイトルであり今回の集まりの名でもある「ハル」は、日本語では春(はる)を、韓国語では一日(日々)という時間単位を意味すると同時に、ある記憶の名前を呼び起こす。春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)と光陰(こういん)が反復しながら築き上げる信の連続線のなかで、時間の体積を測ることが曖昧になる状況、そして個別の出来事を区切る境界が希薄になっていく季節であり日であり生涯でもある「ハル」は、昨日と今日の物語の断片をつなぎ合わせながら、最も古い物語へと辿り着こうとしている。
ハル(Haru)は、イメージが傍らに近づき、そして去っていく様を目撃する。あなたと私のそばにイメージがとどまるその場所は、宇宙から消え去った出来事を語る。過去の出来事を反芻する声が、未来の必然を準備する。イメージに私たちの物語を未来へと伝えてもらうこと、その本来の役割を一瞬だけでも期待する。昨日の一日が、明日の一日を救う。
(キュレーター ペク・ピルギュン)
- 簡略文 -
《はるがいなくなった春》(The Spring Haru Was Gone)は、沈んだ記憶の中から、失われた誰かの姿をすくい上げようとする試みです。浮かび上がるいくつもの顔やその来歴は、はっきりとした形を持たないまま、それでも私たちの中で記憶として残り続けます。タイトルであり本展の名でもある「ハル」は、日本語では「春」、韓国語では「一日」を意味し、同時にある存在の名前でもあります。この言葉は、時間と記憶、そして個人の存在を重ね合わせるものとしてここに置かれています。
私たちは普段、昨日から今日へと続く時間を当たり前のものとして捉えています。しかし本展では、その連続性をゆるやかに揺さぶり、出来事の始まりや終わりといった境界をあいまいにします。複数の時間や記憶の断片が重なり合うことで、私たちはより古い記憶へとさかのぼっていきます。
(編集 Art Gallery OWL)
|主 催|Art Gallery OWL
|企画・キュレーション|白弼均 / PAIK Philgyun
◆Web Exhibition
Web Exhibitionでは、本展をスマホやパソコンからご覧いただけます。気に入った作品は、期間中のみStoreページからご購入いただけます。
詳しくはホームページをご覧ください。
|期間|5月17日(日) - 23日(土)
URL:https://www.galleryowl.com/exhibition/thespringharuwasgone
Copyright © Art Gallery OWL
| 会場 | Art Gallery OWL https://www.galleryowl.com 〒811-0204 福岡県福岡市東区奈多2-3-30 JR香椎線奈多駅より徒歩約6分 西鉄バス奈多団地入口より徒歩約5分 ※Googleマップの仕様により場所名が異なって表示される可能性があります |
|---|---|
| 入場料/料金 |
無料 |
| お問い合わせ |
Art Gallery OWL TEL 092-986-0551 |
| 特記事項 | 日・月曜定休日 |

