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ケジア・アレクサンドラ個展「死を問う詩」

ケジア・アレクサンドラ個展「死を問う詩」
ケジア・アレクサンドラ個展「死を問う詩」
2025年3月15日(土)~3月30日(日)

このたび九州芸文館では、インドネシアの現代美術家ケジア・アレクサンドラを招聘し、約1ヶ月半の滞在制作プログラムと展覧会を開催いたします。ケジアは、夢と現実、宗教と科学、苦痛と快楽のような、相反するものの関係性、そしてそれらが共存していることに強い関心を持ち作品を制作する、近年世界的な注目を集める気鋭のアーティストです。その関心の根底には、まさに矛盾に満ちた我々人間という存在に対する探究心、そして慈しみがあります。

今回の滞在制作では、インドネシアと日本の文化が持つ死に対する考え方の共通点から着想を得て、常に恐怖の対象とされてきた死の、別の側面を照らし出すということをテーマにしました。これまで、ケジアの視点はより普遍的なものであり、自身の出自に関わる事が作品の全面に出ることはありませんでした。そのような意味で、作家のルーツが強く意識されたこの新作は、ケジア芸術の新境地とも言えるものになるでしょう。

展覧会では、上記の新作に加え、2023年のART JOGで若手芸術家賞、2024年のバリ国際映画祭でGary L Hayes賞を受賞したHumá(2023年)、生の喜びと苦しみに焦点を当てたTale of Us(2021年)の3点の映像作品をそれぞれインスタレーションとして構成し展示します。現実世界と精神世界を往還しながら、人間という存在の美しさと醜さに迫るケジア芸術の世界をお楽しみください。


ケジア・アレクサンドラ プロフィール
インドネシア・ジャカルタ生まれ。2016年、アカデミー・オブ・アート大学(サンフランシスコ)を卒業。映像を専門としながら、コンセプトに合わせて、絵画や写真など、多様なメディアを用いて作品を制作。現実の世界と、精神的な世界を往還しながら、痛みや苦しみの中にこそある尊さや美しさを描き出す。2023年、ART JOG若手芸術家賞、2024年バリ国際映画祭Gary L Hayes賞を受賞。

URL:https://www.kyushu-geibun.jp/main/8099.html

会場九州芸文館
https://www.kyushu-geibun.jp/
〒833-0015 福岡県筑後市津島1131

◆JRをご利用の方
九州新幹線筑後船小屋駅下車(徒歩1分)
JR鹿児島本線筑後船小屋駅下車(徒歩1分)
◆バスをご利用の方
西鉄筑後船小屋駅前バス停(徒歩1分)
50番(船小屋・羽犬塚・高良台・久留米方面)
◆お車をご利用の方
九州自動車道
八女インター下車(インターから約10分)
みやま柳川インター下車(インターから約15分)

※Googleマップの仕様により場所名が異なって表示される可能性があります

入場料/料金

無料

お申込み不要
お問い合わせ

九州芸文館

TEL 0942-52-6435

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