小南英昭展

2025年6月7日(土)～6月29日(日) 10:00～17:00(最終入館は16:30まで)

・ジャンル:アクリル画
・展 示 数:約40点
・コメント:筑紫野市在住の作家 小南英昭さんの個展です。小南さんは、九州産業大学芸術学部デザイン学科を卒業後、山口県立大学、福岡こども短期大学で長年教壇に立たれました。その間、個展を10回以上開催されています。今回は、アクリル絵の具を使用し、キャンバスに描いた約40点の平面作品を展示します。
～小南さんからのメッセージ～
・表現のコンセプト「こころの色」
このコンセプトは作品発表を始めた30年前から変わっておらず、私の「思い」を、「色」を通してキャンバスに描き出すことで私の心象を表現しています。
・今回の個展のテーマ
「こころの色はやがて空となり、空はいつか色に心を灯す」と題し、今の私たちには自然の循環や人を傷つけることなく、人や自然に対しての思いやりや寄り添い合う「思い」が必要ではないかと考えています。目まぐるしく流れる社会に惑わされることなく、自然を尊び自らを信じ、希望を持って生きていくことが大切なのではないかというメッセージを今回の個展のテーマとしています。
・表現と鑑賞
私の表現は、一見何を描いているのか分からないと思う人も多く見られ、空や海、写真ですか?とよく尋ねられます。私の絵には具体的な風景やモチーフは存在しません。私の作品を通して自由に「なにか」を感じたり、想像したりして、自分自身を見つめるきっかけになることができればと思っています。そして観者が自身の「心の色」と出会えることを願っています。