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磁器作家 藤吉憲典の挑戦
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2021年11月11日(木)~11月16日(火)
古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ
11月11日(木)から11月16日(火)までの6日間、福岡市博多区下川端町の福岡アジア美術館にて、福津市津屋崎在住の肥前磁器作家、藤吉憲典(ふじよし けんすけ)さんの作品とその活動を紹介する展覧会『磁器作家 藤吉憲典の挑戦 ―古伊万里の変遷と未来 古典からアートへ―』が開催されます。
肥前磁器とは、北部九州の肥前地域で培われた文化と技術による焼き物の総称で、その起源は江戸時代の1600年代はじめに遡り、400年以上の歴史があります。
藤吉さんは、1997年、佐賀県江北町の花祭(はなまつり)にて「花祭窯」を創業。2012年に津屋崎に拠点を移し、江戸時代の陶工が手がけた古伊万里、鍋島、柿右衛門といった肥前磁器の名品を師とし、当時の意匠の再現と新たな価値の創造を目指して、形づくりから絵付けまですべて一人で行っています。本展覧会では、近年、ロンドンや上海など、海外での活躍も著しい藤吉さんの作品約50点が一堂に展示されます。
また、同時開催される特別展『海上がりの古陶片』では、藤吉さんが日頃から作陶の貴重な資料として集め用いている古伊万里陶片を参考展示。現代作家作品と古陶片の数々を並べて見ることで、時間と空間を超えて受け継がれるものへの想いも膨らみます。
古(いにしえ)の陶工の魂と、未来に向けた肥前磁器の可能性に出会える貴重な機会。ぜひ会場にて、その魅力に触れてください。
会場 | 福岡アジア美術館 交流ギャラリー 〒812-0027 福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル8F ※Googleマップの仕様により場所名が異なって表示される可能性があります |
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入場料/料金 |
無料 |
お問い合わせ |
花祭窯(はなまつりがま) TEL 0940-52-2752 |